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クリアファイル工場の記録帳 その1 >
僕は大事にクリアファイルを抱えて
僕は大事にクリアファイルを抱えて
飲料メーカーがノベルティアイテムとして製作した、商品名が名入れされ、CMに起用していた若手女優の写真が入ったクリアファイルを高校で友人が持っていたんです。
「どうしたの!?そのクリアファイル!」僕はその女優の大ファンだったため思わず聞いてしまいました。
「親父の使いで酒屋にビール買いに行ったらそこのオヤジがくれたんだよ。お前この女優好きなの?」「うん。じつは大ファンなんだよ!俺も欲しい~!」「じゃあ、あげようか?俺はそんなに好きじゃないし。「マジっ!?ありがと~!!」
僕はそのクリアファイルを手に、マジマジと眺めて「う~ん、この商品名の名入れ、ちょっと邪魔だよね。」と言うと
「ハハハ、でもその商品の宣伝のために名入れしてわざわざそんなクリアファイルまで作ってるんだから、それがなかったら意味ないだろ?」
「まあ、そうだけどさ。でもホントありがとう!」そう言って僕は大事にクリアファイルを抱えて帰りました。

