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クリアファイル工場の記録帳 その1 >
友人のクリアファイルを指差し
友人のクリアファイルを指差し
僕の大好きなアメリカのバンドのロゴが名入れされたクリアファイルを友人が持っていた。
なっ!そ、それどうしたの!?俺はその友人のクリアファイルを指差しながら教室で思わず叫んだ。
ん?ああ、これ?親父が音楽関係の仕事しててさ。 なんかPRか何かのために作ったものが余ったからってくれたんだよ。 う、羨ましい・・・。 何お前、このバンド、好きなの? うん!CDを全部持ってる!俺もそのバンド名が名入れされたクリアファイル欲しい!
じゃあ、親父に聞いてみてあげるよ。 まじっ!!ありがとう!親父さんによろしく頼む!!強く友人の手を握った。 数日後、その友人がやってきて、この間のクリアファイルさ、もうないんだって。 でも変わりにこれくれたんだけど、これでもいいの?
と差し出したクリアファイルは去年の全米ツアーのグッズとして製作されたものでその年とツアーで回った都市名、そしてツアー名が名入れされたそのバンドのものだった。 僕は嬉しさのあまり失神しそうになってしまったのだった。

