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クリアファイル工場の記録帳 その2 >
オリジナルクリアファイルのために飲んだ飲んだ。
オリジナルクリアファイルのために飲んだ飲んだ。
新発売の清涼飲料水のPRのために作られたオリジナルクリアファイルがどうしても欲しかった。 僕はそれに印刷されているアイドルの大ファンだったからだ。 その飲料水の切り取ったバーコードを5枚集めて応募はがきに張って送ると、抽選で当たるというものだった。
クリアファイルくらい、送った人全員にくれてもいいのに、なんともけちくさい。 もし送って当たらなかったら、清涼飲料水を買ったお金が無駄になってしまうじゃないか。 まあメーカーからしたらそれが狙いなんだろうけど。 しかし送らないともらえない。
オリジナルクリアファイルのために飲んだ飲んだ。 もう嫌だっていうくらい。 そして何枚もはがきを送った。 抽選結果は発送を持ってかえさせていただくと書いてあったが本当に当たったやつなんているのか!? ともう諦めかけていたころ、突然届いたのだ。
あのオリジナルクリアファイルが。 あの夢にまで見たアイドルが。 僕は嬉しさのあまり部屋の中でできもしないバック転をして、頭を打った。

